もうひとつのお家

お盆がすぎてもまだまだ灼熱の日中ですが、夜にはコオロギの声も聞こえ始め、涼しく感じられる時がすこしづつ増えてきました。

私は長男なので、お盆は少し責任が重いのですが、なかなかできていいないのが現実です。
人が亡くなってから過ごす場所といえば、『お墓』。これもまたもうひとつのお家ですね。

うちはお墓が少し多いので、管理はなかなかです。いわゆる代々墓に、戦死したお爺さんの戦没者専用のお墓、それに、写真にあるご先祖様のお墓を合わせると11基。

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この写真の直線に並んだ真ん中の列の6基もうちのお墓です。
これは、ひいお爺ちゃんが代々墓を作った際、一緒には収めていないもっと先代のお爺さん夫婦のお墓や、小さいのは幼くして亡くなった子供達のお墓です。水子さんなどもあるかもしれません。

このお墓は、代々墓と少し離れています。
私の目の黒い間に、これらを一箇所にまとめて、後世につなげていくのも私の使命だと感じています。
自分もいずれ入る場所、『お墓』というお家について、心の整理をしたお盆でした。