一次消費エネルギー

一次消費エネルギーというのをみなさんご存じですか?

一次エネルギーとは、
人間が利用するエネルギーのうち,変換加工する以前の,自然界に存在するものをいいます。
薪・木炭,石炭・石油・天然ガス,太陽放射・地熱・風力・水力,原子力など。食料は含めない。
〔原子力を利用するためには石油が必要なので,原子力を一次エネルギーとみなすことには異論もあるそうです〕
・・・引用 大辞林

つまり、その一次エネルギーを消費する量のことを指すわけです。

これからの、建築では、外皮性能(屋根と外壁と窓や外部からの入り口の性能)を高め、
少しでも、エネルギーを使わなくていい生活にしましょう、という流れです。

その背景には、地球温暖化や東日本大震災に端を発する原発停止問題で、
またしても、化石燃料の消費が増え二酸化炭素の排出は、抑制どころでは
ありません。
また、原油も枯渇が心配されていますので、電気代は将来上がることが
目に見えていると言います。

そのため、住宅の性能を高め、かつ、自然のエネルギーをふんだんにとりいれていく、
そんな時期がやってきました。
先人の方々が行ってきた生活の知恵を、今一度見直し、長持ちするしっかりした省エネ性能
をもったお家を建てていく必要があります。
特に、キッチンや照明は後で交換できても、外壁の中の断熱材や遮熱材、窓や玄関サッシなどは
簡単に交換ができません。
情熱工務店は、特徴あるデザインもさることながら、この外皮性能にはとりわけ
重要度をおいています。

次回は、パッシブエナジーのお話。