11年目のウッドデッキ

ウッドデッキは、住まいの中でとても大切な、そして、便利なアイテムのひとつですね。
お客様の中には、どうしてもつけたいと言われる方が多いのもよくわかります。
私も大好きです。

ただ、取り付けたけれど何もメンテナンスをしなかったらどうなるか・・・・
ある方の例をご紹介いたします。西条市のM様が、あるハウスメーカーで建築されたものです。

ウッドテラスをアマゾンジャラという木材を使って作られました。銀色になるのが特徴です。ですから、塗装せず無垢の木肌のまま11年間放置された例。
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色は確かに銀色っぽくなっています(3年目にはもうすでにこんな感じだったそうです)
木が少しやせてきて、ビスの頭もすこしでてきています。
10年も経つと、いくらジャラ材のような硬い木でも、やせてきます。掃除して塗装してビスもところどころなおしてあげると綺麗になりそうですね。

2枚目は、同じく11年間放置の桧のテラス。
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こちらは、最初塗装をしていたそうですが、その後は放置。
桧は、昔からお風呂場などにも使われ、シロアリや水にも強い木のひとつ。ウッドデッキにはよく豪州桧(オーストラリアサイプレス)は向いていますが、どうもそれではなかったようです。
釘止めのようで、木が痩せすぎて釘の頭が立ち上がって、きのこのようです。
これでは、こしかけるどころではありません。ズボンがやぶれてしまいそう。

お客様としては、メンテナンスで塗装をこまめにしていればよかったと嘆いていました。
ウッドデッキとして、設置場所や日当たり具合、屋根の有無等を十分考慮して材料やメンテナンスを考えないといけませんね(^^)